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関根 由莉奈; 南川 卓也; 山田 鉄兵*; 松村 大樹; 根本 善弘*; 竹口 雅樹*; 杉田 剛; 下山 巖; 香西 直文; 諸岡 聡
Journal of Environmental Chemical Engineering, 9(2), p.105114_1 - 105114_12, 2021/04
被引用回数:10 パーセンタイル:51.71(Engineering, Environmental)有害金属除去は安心安全社会構築のために必要な技術である。本研究では、骨の有するイオン交換能を最大限に活用して廃材を用いた有害金属除去材料の開発を行った。炭酸塩水溶液に骨を浸漬することで高炭酸含有ナノアパタイトが形成することを見出した。この材料は、通常の骨、また合成アパタイトに比べて約250、4500倍高いストロンチウム吸着性能を示した。本材料は廃材を利用していることから、低コストかつ高性能な吸着剤として活用が期待できる。
関根 由莉奈; 南川 卓也
Chem-Station(インターネット), 1 Pages, 2021/03
廃棄豚骨を原料とした高効率な有害金属吸着剤を開発した研究について、実験結果及び着想に至った経緯について解説する。
Handley-Sidhu, S.*; Mullan, T. K.*; Grail, Q.*; Albadarneh, M.*; 大貫 敏彦; Macaskie, L. E.*
Scientific Reports (Internet), 6, p.23361_1 - 23361_8, 2016/03
被引用回数:59 パーセンタイル:87.23(Multidisciplinary Sciences)微生物起源アパタイトは、SrおよびCoの吸着において、非生物的に合成したアパタイトよりも優れた性能を示した。微生物起源アパタイトの有する非晶質のCaリン酸塩の表面が、その原因である。したがって、生物起源アパタイトは、汚染地下水の浄化材料として優れている。
大貫 敏彦; 香西 直文; Samadfam, M.; 安田 良; 山本 春也; 鳴海 一雅; 楢本 洋; 村上 隆*
Chemical Geology, 211(1-2), p.1 - 14, 2004/11
被引用回数:49 パーセンタイル:65.07(Geochemistry & Geophysics)Uのアパタイトへの濃集機構を解明するため、吸着実験を行った。その結果、アパタイト表面にウラニルリン酸塩鉱物であるサレアイトが生成した。溶液中の化学組成からサレアイトの生成について検討した結果、不飽和であることがわかった。SEM及びRBSによる分析から表面におけるUとアパタイト層の間に溶解層が形成されていることがわかった。これらの結果から、アパタイトの溶解層における部分的な過飽和状態によるサレアイトの生成が支配的な機構であることがわかった。
橋本 和幸; 松岡 弘充; 出雲 三四六
Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences, 2(1-2), p.5 - 9, 2001/12
リン酸基を含む化合物を配位子とする放射性レニウム錯体は骨集積性を示し、転移性骨がんの疼痛緩和効果が期待されている。本研究では、新たに最適合成条件を明らかにしたアミノメチレンリン酸(EDTMP,EDBMP,NTMP)を配位子とするRe錯体の骨集積機構の基礎的な検討として、骨の無機質の主成分であるヒドロキシアパタイト(HAP)へのRe錯体の吸着挙動を調べ、吸着係数に対するpH,イオン強度等の影響を調べた。その結果、Re-EDTMPのHAPへの吸着係数は、溶液のpHに大きく依存しており、実験を行ったpH範囲(3~4)ではpHが低いほど大きいことがわかった。また、イオン強度が低いほど吸着係数が大きいことが認められた。さらに、配位子の違いによるRe錯体の吸着挙動を比較した結果、同一条件下では、Re-EDBMPRe-NTMPRe-EDTMPの順に吸着係数が増大することが明らかになった。
大貫 敏彦; 香西 直文; Samadfam, M.; 山本 春也; 鳴海 一雅; 楢本 洋; 神谷 富裕; 酒井 卓郎; 村上 隆*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 181(1-4), p.644 - 648, 2001/07
被引用回数:4 パーセンタイル:33.81(Instruments & Instrumentation)アパタイトとスメクタイトの混合薄膜を用いて、Euの水溶液からの除去について検討した。薄膜中のEuの分布について、深さ方向に関してはRBSを、水平方向については、Micro-PIXEを用いて分析した。その結果、Euは深さ方向には一様に分布した。一方、水平方向についてはPの分布とほぼ同じになった。このことは、Euがアパタイトに収着していることを示している。
大貫 敏彦; 香西 直文; 磯部 博志; 村上 隆*; 山本 春也; 青木 康; 楢本 洋
Journal of Nuclear Science and Technology, 34(1), p.58 - 62, 1997/01
被引用回数:18 パーセンタイル:78.8(Nuclear Science & Technology)ラザフォードバックスキャッタリング及び共鳴核反応を用いて、Euのアパタイトへの吸着機構について検討した。Euを吸着させたアパタイトのRBSスペクトルから未反応アパタイトのスペクトルを引いたスペクトルを求めたところ、Euについての正のピークとCaについての負のピークが観察された。一方、RNRAによる水素の深さ分布は、Euを吸着したアパタイトと未反応のアパタイトの間に大きな差がなかった。したがって、Euがアパタイト中のCaと交換していることが明らかとなった。
板垣 貴弘*; 吉田 勝; 阿部 修三*; 大道 英樹; 西平 美貴*
Journal of Chromatography, 620, p.149 - 152, 1993/00
刺激応答性を示すポリマー成分を入れて生体親和性を付与したコンタクトレンズの開発の一環として、レンズと涙液との接触によって生じる問題点を検討している。新しい液クロカラムの導入による涙液成分の確認を目的として、涙液中に含まれるタンパク質の分析を、微細孔をもつ球状のセラミックヒドロキシアパタイトカラムを用いた高速液体クロマトグラフィー法により検討した。その結果、アルブミン、リゾチーム、ラクトフェリンが分離された他、未知の3種類のタンバク質が検出された。
田口 富嗣; 宮崎 敏樹*; 飯久保 智*; 井川 直樹; 朝岡 秀人
no journal, ,
SiCは、軽量、かつ機械特性に優れているため、生体用インプラント材料への応用が期待されている。しかしながら、生体親和性を有するSiC材料の開発は、未だ行われていない。本研究では、NaOH処理後HCl処理を行ったSiCナノチューブを擬似体液に浸漬することで、SiCナノチューブ上にアパタイトが析出することを見出した。一方で、表面無処理SiCナノチューブ、及びNHOH処理SiCナノチューブ、さらには、NaOH処理後HCl処理SiCバルク材料では、アパタイトの析出は見られなかった。以上のことより、SiCへのNaOH処理後HCl処理、かつ、nmサイズへの微細化により、生体親和性SiCナノチューブの開発に初めて成功した。
谷口 拓海; 入澤 啓太; 並木 仁宏*; 中澤 修
no journal, ,
放射性ハロゲンはハロゲン化銀によって不溶化されてきたが、銀を用いることからコストが高い。原子力機構及び福島第一原子力発電所廃棄物処理の低コスト化を目的に、ハロゲンを固溶する安価なセメント系材料を開発し、閉じ込め性能を評価する。文献調査により、ハロゲンがアパタイト中に固溶することがわかった。一方、リン酸系セメント(以下、CAPと表記)を水熱処理することにより、アパタイトが形成される。そこで、本研究ではハロゲンを含有したCAPを水熱処理し、アパタイトを形成させ不溶化する方法を検討した。
竹下 健二*; 中瀬 正彦*; 金川 俊*; 土方 孝敏*; 駒 義和
no journal, ,
本研究は、福島第一原子力発電所において大量に発生している水処理2次廃棄物のうち、長期的な安定化措置が求められている多核種除去設備(ALPS)沈殿系廃棄物中の放射性物質をアパタイトセラミックスに安定固定化する技術の確立を目的としている。本講演では全体計画を述べる。
加藤 潤; 大杉 武史; 曽根 智之; 黒木 亮一郎; 駒 義和; 中瀬 正彦*; 内海 和夫*; 竹下 健二*; 金川 俊*; 土方 孝敏*
no journal, ,
福島第一原子力発電所で発生するALPS沈殿廃棄物をアパタイトに転換して固化する技術を検討している。本研究では模擬廃棄物非含有のアパタイト,模擬ALPS沈殿廃棄物アパタイト前駆体及び比較対象であるセメント固化体に線照射を行い、水素の収率(G値)を求めることで、アパタイトの水素発生特性を評価した。
鏡味 沙耶; 横山 立憲; 笹尾 英嗣; 湯口 貴史*; Chang, Q.*
no journal, ,
花崗岩の割れ目頻度分布は、起源マグマの化学組成が異なる岩相の違いで変化することが報告されており、マグマの組成を区別する指標として、全岩の初生Sr同位体比が有効である。アパタイトは、Rbが不適合元素であるため、そのSr同位体組成は初生的な組成を示す可能性が高い。したがって、本研究では、LA-ICP-MSによるアパタイトの局所Sr同位体分析手法の開発を進めた。脱溶媒した溶液と固体試料をICPへ導入する手法を採用し、溶液の同位体分析から固体試料分析の同位体差別効果の補正を試みた。また、Nガスを導入系に混合させるラインを整備し、酸化物生成率の抑制とSrのイオン化効率の向上を図った。アパタイト標準試料を対象に分析した結果、先行研究と整合的な結果が得られた。さらに、これらの試料よりもSr濃度が低く、約100mの粒径をもつ未知試料の分析も可能であることが確認された。開発した手法は、起源マグマの化学組成の違いを評価可能にし、また、化学的・地質学的情報と組み合わせて議論することで、岩相と割れ目の頻度分布の関係性に制約を与えられると考えられる。
関根 由莉奈; 南川 卓也; 香西 直文
not registered
【課題】重金属吸着能に優れた炭酸基高含有炭酸アパタイトを提供すること。 【解決手段】15.6重量%以上の炭酸基を含み、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ストロンチウム(Sr)、マグネシウム(Mg)、カリウム(K)、鉄(Fe)、ナトリウム(Na)のうち少なくとも一つを含み、好ましくはCa/Pのモル比が1.5以上である、炭酸アパタイト。
関根 由莉奈; 南川 卓也; 香西 直文
not registered
【課題】炭酸アパタイトの効率的な製造方法の提供。 【解決手段】動物の骨を焼成する第1工程、および第1工程で得られた骨焼成物を塩基性炭酸化合物と反応させる第2工程、を含む、炭酸アパタイトの製造方法。第1工程の焼成が、大気圧~3気圧の圧力下、100~200℃の温度で行われる、炭酸アパタイトの製造方法。第2工程において、塩基性炭酸化合物は骨焼成物の重量に対して1~50WT%の重量となるように添加される、炭酸アパタイトの製造方法。第2工程の塩基性炭酸化合物との反応が、30~90℃の温度で行われる、炭酸アパタイトの製造方法。第2工程で得られた骨処理物を乾燥させる第3工程をさらに含む、炭酸アパタイトの製造方法。骨を粉末化する工程をさらに含む、炭酸アパタイトの製造方法。